CDが売れなくなった?

CDが売れなくなった?

この数年、iPod などの台頭でCDが売れなくなったなんて話も耳にするようになりました。

その辺、人々が欲しているのは音楽なのか、音楽をツールとしてコミュニケーションする為なのかという、関係性、繋がりと言う視点から書かれたエントリー。


すちゃらかな日常 松岡美樹 CDが売れない「本当の理由」


すちゃらかな日常 松岡美樹 「関係性の病」に侵された人に売れるコミュニケーション・ソング

興味深く読まさせて頂きました。

ただし、今回これらのエントリーの元になった記事の本意はこんなところだったらしいです。



2008-01-05■[音楽] 音楽の「質」の話とか - くだらない踊り方


今から20年くらい前と言えば、歌手はTVやコンサートに忙しく、いかにメディア露出するか?そして、メディアもそれを目玉にするか?

TVなどでの放送回数が多く頻繁に見られれば、当然話題や関心が向く。

CDも売れるなんて感じだったでしょうね。

そうこうしているうちにおにゃんこクラブなど、一億総アイドル化と言うか。

歌手とミュージシャン、そこにアイドル。

何を表現するのか、表現したいのか?、そういうのが曖昧なままオリコンチャートなどに引きずられる形でCD売り上げに終始してしまったなんて現実があるのかもしれませんね。

パッケージングや見せ方、伝え方。

レコードショップを通じてパッケージングされた音楽を売る。

でもネットでの配信という方法が見出され必ずしもCDと言うパッケージで無くてよくなった。

CDというメディア形態にある限り、CDプレーヤーの枠を超えられない。

一方でシリコンプレーヤーがどんどんどん出周る。
そうなれば当然アーテイストを越えた好きな曲を集めて楽しみたい。
女性などは、それこそファッションやアクセサリーをとっかえ引返して楽しむ感覚で好きに楽しみたいでしょうし。

音楽って利用っていうような観点から行くと、ファッションとかに近いのかもしれませんね。

楽しめる。感覚にあう。気分に合う。

そうすると、CDと言うパッケージは下手をするとお仕着せのレディメイド、なんんて感じになっちゃうかも。

それよりもオーダーメイドが出来ればそれに越した事は無い。

音楽などの製品、作品はそれらが利用者に委ねられ、どう受け取られどう活用されるか?まで見越した送り方、届け方、そんなところまで気を配るべきとこまできたのかも。

もしそうであれば、アーティスト自体が、自身の体験や心の動きのままに思いを綴る。その思いにあわせた自分のお勧めセットみたいな形でセレクションして、それを象徴するメッセージやイメージ画像、動画を一緒にセットにして提供する。そんな事も面白いかもしれませんね。

そんな形が取れるなら、アーティストも自身が受けた影響やインスピレーション元をセットにして届けてみたい、なんて動きが出てきたら、相互関連性や繋がり、ルーツなんてが追いかけられて興味深いかも。

ミュジシャン自身のファンであれば、そんなのも追いかけてみたくなるかもしれませんね。

と、きまぐれ、つれづれなままに。