ブログ開設当初を回顧、そして嫌儲絡みの話へ


前記事、”ウェブにある限り、いつもそこにある”より連想

http://julajp.blog53.fc2.com/blog-entry-617.html
http://minkara.carview.co.jp/userid/176813/blog/7450873/
http://julajp.exblog.jp/7977792/


からの続きになります。


ウェブにある限り、いつもそこにある - 更新を止めたサイトからのリファラを見て - 忘却防止。

こちらで、既に更新が止まってしまったサイトについて書かれていました。

止まってしまったけど、なくならずにそこにまだある。
ふと思い返す事ができる、思い出、それが記録としてネット上にある。

それをちょっと懐かしむような情感。



このエントリーについて連想などしていたところ、ブログを続けていく上で忘れ難い出来事がある事を、ふと思い出しました。

その前に先ず、自分がネットで何かを表現するようになったのはこんな感じではありましたが。

HPを作り更新するには骨が折れそう。

何かについて自慢したり、熱狂的なファンとして取り上げずにはいられない、そんな熱さまでゃ持ち合わせて居ない。
そんなの見て頂くには大して面白くもないだろうし続かないだろうなと敬遠していたHP。

でも、やっぱりHPとか形に出来るなら自分も形にしたい欲求は密かに持っていた。

そして、車あたりであれば何らかましな事書けるかも、と始めたみんカラでのブログ。
2006/02からの開始でした。

まだ多様なブログがあるなんて事もそこまで目もいかず、その閉じたSNSスペースの中でなんとか記事にして続ける事に必死と言うか。
何かネタに出来ることは無いか?と生活や日々の些細な出来事にアンテナ一生懸命張っている感じ。

まだ自分と極近い自分の周囲にしか関心が向いて居ないというか。



それから2ヶ月。

2006/04にこんな記事を書きました。

訃報の件、削除させて頂きました。 - jula 【 みんカラ 】 ブログ

訃報を是非コピペして広めて欲しいと言うものだった。

まだ右も左も知らず、ああ、これは広めた方がいいのかとまんまと乗ってしまった。

さすがにお友達登録もしていない人だったのでコピペはせず。
足あとに残っていた人のコピペ記事にリンクを張り紹介と言う形にした。

しかしどうも様子がおかしい。


ちょっと調べていくことで、おそらく隠された意図の為に画策された何かでは無いか?と思えた。


冷めた観点からいくと、お金儲けに繋げる為の人の感情を揺さぶる事で効果が出せるキャンペーンが成立するかなという考え方。


商売は先ず集客が第一。
人が集まれば、様々な機会が増える。
知られていなければ、見てもらうこともない。
みんカラmixiのお友達など、記事更新機能と繋がる仕組み。
こういうのを利用して兎に角繋がりを作る。

そして、ネタで引っ張る。

お涙頂戴系は非常に人々の関心を惹きやすい。

であれば、SNSなど記事更新通知機能を援用して感動巨編、お涙頂戴ものを織り交ぜて読者をリードしていく。

そして、その横でその繋がり、視線、注目を生かしたサイドビジネスをする。

いわば、お祭りの露天商。
人が集まる城下町での茶屋。

絶対数が集まれば、更にその先に繋がっている可能性と言う構造でのビジネスチャンスは広がるだろうし。

お祭りそのものには無関係でも、それとは別にちょっとお茶したいなんてのはいくらでもある。

お祭り以外で、普段関心を持っている事に出会えば、知らずにそちらのほうにも関心が向いてしまうかもしれない。

大通りを作り、そこに人が集まれば商機が増える。



ふと自分が居る場を俯瞰して見直してみる。

実は無料ブログサービスやSNSなどはまさにそこ。

無料で人を集め、そこで広告やキャンペーンを張る。

それには人が多いに越した事はない。

また、注目を集められないキャンペーンよりは効果があがるキャンペーンである事が、参加者も企画者も有益。



上述の、当方のリンク記事についてはその辺までシナリオを描けていたかと言うとちょっと疑問。

描いてあったけど隙があったと言う事なのかもしれない。


事の成り行きを思い返すと、注目が集まる事そのものに舞い上がってしまったのかも知れない。


裏で保険やカード等々商材や勧誘を扱っている様子だった。


うまく話しを転がし引っ張る事が出来れば・・・

保険(入院や亡くなった事に対するもの。事故)
カード
等々と結びつくような話ではあったと思う。


自分はそんな憶測をしている。


最初から、例えばフィクションです。
創作した事例です。


こんな事になってしまう可能性だってありますよね。

その為に是非、こんな保険検討して見ては?


という事であれば、その創作性を認められたかもしれません。

しかし、そのような注意はなく、今まさに起きている現実として中継されているようでした。

家族からしたら、そんな痛ましいブログを止める事なく引き継ぐ事の意味も見出し難いはず。

でも、裏になんらかの効果や意図があるなら続ける意味はあるでしょう。

また、訃報を広めて欲しいとアピールする意味もあったでしょう。

本当のところはどうかわかりません。
自分の憶測です。



しかし、その事例を見てしまった為に、闇雲にお友達を募るのは兎に角商機みたいなものや競争意識を満たす事を優先しているのだなと思えてしまいました。

コミュニケーションと利用も無い膨大な人数のお友達等を抱えた状態で、大袈裟なタイトル、思わせぶりなタイトル。

親しい身内の集まりであれば、あ〜またネタでやっているな〜とほのぼの面白いのですが。


そんな騙しと思えましたので、当然商売がらみ、大袈裟なもの、闇雲にお友達登録稼いでいるものに疑いの眼差しを向けざるえませんでした。



でも、振り返って見てみると今までのマスコミってこれそのものなんですよね。

どこかにネタのセンターを作っておき注目を集める。
視聴率を稼ぐには、つまらない番組では無理。
多少の強引さがあっても、目をひくように作ってしまう。

そこにリンクやトラックバックを集める。

mixiニュースなんてはその辺の効果相当高いでしょう。
同じニュースで個人個人日記をエントリーし話題の交換が可能。

ただ、外部からは見えて居ないはずと言う前提に立っているため、脊髄反射的な反応になったり、過ぎた論になってしまったり。


騙し要素や、むやみやたらな繋がりが無ければいいけど、そこに儲けという意図故の不自然さが透けて見えてきてしまった時の憤り。

そんな事がありました。


この時点でやたら人が多い。

何か商売、商材のにおいがする。

そういうものに非常に嫌悪を持ってしまいました。


(続く)