iPhone vs 日本のケイタイ
iPhone って片手で気軽に電話
片手でスパスパメール返答
そういうのとは別の物ってのが見えてきた感じでしょうか。
無理な括りをすると通話できるコンテンツセレクターと言ったところ?
一方、日本のケータイって片手でメール打ちが出来るかどうか?で現されるような気がする。
日本のケータイって、電話というよりも、メールコミュニケーションデバイスなのかも。
例えば仕事や授業にに割り込むような時に電話はかけられなくても、メールなら送ることは出来る。
家族でも通話するよりもメールなら安上がり。
元々は携帯電話として誕生したけど、メールが機能として搭載され、このメールこそがかなりの使用頻度になっているのではないか?
これも無理矢理括ってしまうと、通話代わりにメール出来る、ケータイ型メールコミュニケーションツールなんて言えないか?
だからこそ、電車の中で吊革に掴まってでも、片手で、しかも親指打ちでメールできる。
これこそが、今の日本のケイタイの命みたいなものなのかも。
この為に片手で持って入力も出来る形が共通事項として普遍的に存在している。
ところで世界はそういう状況なのか?
仮に識字率が低い国であったら、メールよりも電話が必要。
電話のインフラ整備が厳しいとこでは、携帯電話でインフラ整備してしまう方が普遍性も高そう。
コミュニケーションの主な手段として入力が面倒なメールよりも電話してしまうのだとしたら?
だとしたら、片手で通話できればOKなはず。
日本人の民族性や几帳面さ、器用さ、場の空気を変に乱したくない、そんな意識や伝統みたいなものがメールでのコミュニケーションに向かわせるのだとしたら?
更に、日本語って平仮名カタカナ漢字ローマ字絵文字となんでもあり。
女子高生の絵文字に到っては年代違えば解読不能な様相。
一方で世界はどうなのか?
日本ほどに、ケータイ等での文字と記号によるコミュニケーションを好むのか?
もしも仮にケータイでのメールコミュニケーションが異質と言うことであれば、電話としての機能が優先されるんじゃないか?
少しでも込み入った内容であれば、メールよりも通話という感じなのだとしたら?
せいぜいショートメッセンジャーサービスが主要で、メールまでは不要なのだとしたら。
であれば、ケータイ型メールコミュニケーションツールである必要は無い。
通話が出来るブラウザが流行りそう。
そして iPhnoe は電話 + ブラウザ として使われるなら?
そもそも選択ボタン、検索用の数語のキーワードが入力できれば良いのだったら?
特定のサービス呼び出しであればショートカットキーなりを用意し専用メニューにシフトしちゃえばいいだろうし。
それであれば、iPhone はコンテンツプレーヤーやブラウザとしてなかなか魅力的なプラットフォームなのかもしれない。
一方で日本ではケータイはやっぱりメールコミュニケーションツール。
貰ったメールは(若年者であるほどなるべく早く)返さなければならない。
そうなると、iPhoneはメールと言う点でブラウズするにはいいけど、その場で送受信と言うには非常にネックになってくるのじゃないか?
iPhone や MobileMe 以外の携帯直メはなんだか有料みたいだし。
そういう点では、超格安のケータイ型メールデバイスなんてのが仕組みともどもできちゃえばいいのかも。
ちょっと無理あるけど、iPhone を腕にセットできるオプション。
これで片手操作だったり、ケータイ型メールデバイスで文字入力なんて事が出来たらどうなんだろう
。
メールと通話とちょっとワンセグいう標準的な日本のケータイユーザーには、あまり見向きはされないだろうけど。
ただ、日本以外でメールはさておき通話とブラウズが主体の国があれば、iPhone はかなり魅力的なんじゃないだろうか。