何故ブロガーに?佐野元春ブロガーミーティングに思う
日本の音楽シーン、プロモーション、マーケットに変革を及ぼす先駆けの出来事なのかもしれません
佐野元春ブロガーミーティング、記載されていた記事をわーっと読んで思った事など。
マスメディア、プロモーションは、受益者であるファンや一般の人々にこそ最大の益が行く事を考えてはどうか?
受益者の心が動けば自発的に広めたい、語りたいという動きが出てくる。
それは必ずしも商品を買うという行動とは限らない。
なんらか別の表現であったりもする。
時に単純なコピーであったり、模倣であったり。
思った事を綴ってみたり、語ってみたり、囁き合ってみたり。
ネット上で思った事を書き出すのもその一つ。
音楽系サイトに演奏を投稿するのも一つ。
今その仕組みを形にしようとしたら、熱過ぎる熱狂的なファンよりも、自分の言葉、意見、メディアを持つブロガーに語り、そこで出来事をそれぞれに静かに語ってもらうのが良い。
多分、そんな風な思いがあったのじゃないか。
やりたい事、目指していた事、理想とする形、それらを実現する方向に静かに狼煙をあげたのかもしれない。
しかしその熱に煽られたブロガー達は?
判る人には判るサインなのかもしれない。
ところでグーグルアドセンスを勧めるページがあったりするが、その意味は?
ブログという個人メディアを通じて、自らのお気に入りを語る事で、ブロガーにも、アーティストサイドにも益が生じる機会ができる。
個人や、人としてはとってもいい人ばかりなのに、組織のしがらみがつくと身動きが出来なくなり、結果は権益の保持に辿り付いてしまう。
元々流通とは?お金以前に「これいいね」「なんだか響く」なんていう気持ちが元なのでは。
そう思わせる作品、感性で勝負しているアーティスト達。数字として見える売上げもあるけど、ファンとの交流、対話、些細なきっかけをCCCDなどで無闇に制限かけないで欲しい。
可能性は常に開かれていて欲しい。
純粋に、好き、いい、これは、と心を動かしたかどうか?
それが直ぐに作品の売上げに直結するのか?
必ずしもそうである必要はない。
だからと言って収益をないがしろにして良い訳では無い。
現状で既にあり適用できる一つの手法としてアドセンスなんてものもあるんだよ。それを示して見せたって事だろうか。
それには、ネットで繋がる事ができる事が大前提。
間にネットが介しても、PCとPCで直結できる。
ネットとPCを使うにはその特性や基本的な仕組みの理解が最低限必要となる。
だから、先ずブロガーに語りかけたのかもしれない。