防衛省のガンダム最新鋭個人装備システムとは何者?
っと今一すっきりしなかったのですが、写真付きの記事でようやく腑に落ちました。
ガンダムに実装されているであろう装備や機能
これらを、現代での技術で個人装備にスケールダウンして応用を考えたら?
って感じみたいですね。
ガンダムっていうと、どうしてもモビルスーツでメカを思い描いてしまう。
でも、防衛省技術研究本部の開発担当者はガンダム世界のような装備っていう発想をしていたのでしょうね。
あのガンダムについているであろう装備を個人装備に落とし込めないだろうか?
- ガンダムの鶏冠についているカメラは使えるよな。
- 当然頭部に集音マイクとかも欲しい。
- 角のブレードアンテナ、あれは戴けないけど、ヘルメット横とかウエラブルにすればありだな。
- バックパックは個人装備だと通信機とバッテリーと小型PC。
- スカウターのような感じで情報取れたり、赤外線熱感知も必要。
- ライフル、マシンガン自体にカメラ+各種センサー付きのスコープを装着。
- こうすればスコープを覗き込まなくてもアイモニターに映像と情報が投影されて狙いを定められる。
- ガンダムの各部位についている自己診断センサーを生体センサーに置き換え。
- とりあえず心拍とか体温。
- それとチームのそれぞれの位置情報をネットワーク。
- 更にインターネット等通信をリンクすれば、高度監視衛星からの俯瞰図の参照。
- 支援ヘリからの映像参照。
なんてもできるぞ。
なんて具合でどんどん個人装備に落とし込んでいけたのでしょうね。
これも、ガンダムと言うキーワードがあるからそこから具体的な装備、機能イメージしながらスムースに必要とかあったら便利そうなものが結び付けられる。
だからファンネル的な発想も?
だったら装備も
ガンダムタイプ
→白兵戦
ガンキャノンタイプ
→中距離支援
ザクタイプ
→汎用
ドムタイプ
→ホバー等高速重装甲強行突破
エルメス・・・はいかんか、ララア専用モビルアーマー
→ビット、ファンネルで支援
なんてあってもいいかも?!
ガンダムで更に発想広げちゃえば、フリーダムやジャスティス、ディスティニーみたいに羽付けて瞬間だけでも高度ジャンプが可能とか・・・。
む〜そういう意味では役割分担しているガンダム00なんては的を得ているかも?!
超小型発電装置なんてのもあり?
防衛省がガンダム開発? 最新鋭個人装備システム - MSN産経ニュース
発端は防衛省技術研究本部が7、8日に東京都新宿区のホテルグランヒル市ヶ谷で開催する「平成19年度研究発表会、防衛技術シンポジウム」の案内をネット上で発表した際、展示セッションの「陸上装備」の中に「ガンダムの実現に向けて(先進個人装備システム)」と明記したことだった。
ガンダムこと先進個人装備システムは、陸上戦闘の際、隊員が着用する防弾チョッキやヘルメットの装備で、ヘルメットの内蔵ディスプレーには他の場所の状況映像やGPSによる位置情報、身体状況モニターなどが映される。シンポジウム当日は、会場に3セットの「ガンダム」が用意され、マネキン、人間が着用しているほか、1セットは来場者が実際に試着することも可能という。「どなたでもご自由に来て、見てほしい」(同研究所)と、ガンダムファンの来場も歓迎している。
某巨大掲示板で話題になっている様子・・・(って2ちゃんねるってはっきり書いているやん)、Wikipediaにも記述されている様子など取り上げ、いくつかのキーワードに検索キー付きの記事
防衛省、ガンダムを開発中(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース
やはり日本で国防するとなると、どうしてもガンダムが必要になるわけです。その辺の空気を充分読んでいる防衛省は、現在ガンダムを作ってるらしいとのこと。
上の資料は、11月7日から2日間にわたって防衛省技術研究本部が行う「平成19年度研究発表会〜防衛技術シンポジウム2007〜」に実際に載っていたものです。確かに「ガンダムの実現に向けて」と書いてあります。
こちらは、発表があった直後の記事ですね。
元ネタ参照先などがあります。
防衛省がファンネルを開発中!?(動画) : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)
ファンネル動画がある記事
<防衛省>“ガンダム”新装備を公開 暗視カメラに生体認証、ファンネル?も(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
防衛省技術研究本部が防衛技術の講演、展示を行う研究発表会が7日、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ケ谷で開かれ、「ガンダムの実現に向けて」と題されたシステムが展示された。展示品の資料として人気アニメ「機動戦士ガンダム」の言葉が登場したことから、インターネットなどで話題となり、例年よりも多くの見学者が集まった。【写真特集】 ファンネル?も登場した発表会の様子はこちら
”防衛省技術研究本部”が主催した”研究発表会”
”東京都新宿区のホテルグランドヒル市ケ谷”で開催だったのですね
例のファンネルも含んだ10枚の写真掲載
・暗視機能
・インターネット閲覧もできる超小型モニター付きヘルメット
・体温を識別して隠れた敵兵士を探知するスコープをつけた銃
・無線通信で敵味方の位置情報を共有
・隊員の戦闘力、部隊の展開力を向上
・生体認証で情報漏れを防いだり、
・筋力を向上させるパワードスーツの実装
など”ガンダム」と名付けられたのは「先進個人装備システム」”って一体何?についても要約されてました。
防衛省が開発する「ガンダム」の正体とは:ニュース - CNET Japan
。「ガンダムの実現に向けて」というタイトルで展示を行った理由については「扶桑社が発行する防衛省の公式雑誌『MAMOR』で技術研究本部を特集した際、ガンダムを引き合いに出したことから(開発担当者が)今回の発表でもそのまま使ったのだと思う」(防衛庁広報官)という。ガンダムというロボットのイメージとは異なるものの、先端のIT技術を駆使したこの装備。写真で詳細を紹介したい。
こちら11枚の写真が掲示
各写真には以下のテキスト
ヘルメットの頭頂部には無線のアンテナが設置されているほか、全面には通常光から赤外線までに対応するCCDカメラ、赤外線ライト、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)が搭載される。夜間など暗闇の中では赤外線ライトを点灯し、HMDにCCDカメラでとらえた画像を表示することで視界を確保できる。
無線を通じて隊員間での位置情報や状況の確認、指令部隊との連絡などが可能になるという。右耳に入っているのは心拍数と体温のモニター。こういった情報も共有することで隊員の安全な行動をサポートするという。
ライフルにもCCDカメラが取り付けられている。このカメラの映像もHMDに表示されるため、今までのようにライフルを構えなくとも照準を定めることが可能になる。
HMDで表示される映像。ヘルメットやライフルに備え付けられたカメラの映像だけでなく、地図情報や指令部隊からのメッセージ表示なども可能。OSにはMicrosoft Windows XP Embeddedが採用されている。
先進個人装備システムの背面部。装備全体の重さは約9キログラムになる。実用については「5、10年先かわからない」(防衛省)とのことだが、隊員間での位置情報共有については自衛隊からのニーズも高く、機能を絞り込んだ形で5、6年内に実用できるかもしれないという。
こちらはゲリラなどに対抗する際、隊員間の通信網を自動で構築することを目的にした「次世代近接戦闘情報共有システム」。ヘルメットにはカメラのほか、UHFアンテナが取り付けられている。
腕部に取り付けられたUHFアンテナ。
背面にはUHFおよびVHF無線機を備える。
次世代近接戦闘情報共有システムの詳細。小型化された無線機とアンテナを装備に取り付けることにより、基地局の必要ないアドホックネットワークで情報を共有する。次世代近接戦闘情報共有システムの運用構想。30人程度の小隊でアドホックネットワークを構築するいった利用が検討されている。