メタボな資産をシェイプアップできないの?

日本の最大の構造問題 - 池田信夫
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/421c46476d522f5d09da2560cf811f65

ここのところ前面に出だしてきた、過剰な貯蓄の個人資産についての話。
こちらの記事などみさせていただき、ブクマコメントを考えていて、頭の中に出てきたキーワードがメタボ。

本来消費されるべきものが消費されず、不適切に溜め込まれていく様子。
メタボな資産とでも言ってしまったらいいのかも。

なんだかメタボ撲滅の気運みたいなものも働いていたりするようですし、このさいメタボな資産も綺麗にしないと、みたいな気運に向くといいですね。

■戦後の混乱、動乱
職にありつけ、生活が成立する。

■経済の建て直し
職業、企業が機能し経済活動そして税収へ

■安定
簡単には解雇されないと言う安心
これにより、順調な経済復興が果たされたのでは

■保障された将来像
更に、老後の十分な社会保障を約束することで、年功序列を成立させた
そして下手にスモールビジネスに手を出すより安定し利得が大きい
結果的にリスクを回避

■復興の実現
そしてイザ復興を果たしたら、バブルへ

■次世代への橋渡し
復興を果たしたその先が考えられていなかった
雇用の流動化、スモールビジネス、そういったものが割に合わない社会のできあがり
リスクを取っても割に合わない社会
ある意味大企業にすらまともな環流が無く、外需に頼らざる得なかった?

ブラックホールのように吸い取られ市場に出回らないメタボな資産。

これが市場に還流されるように、社会基盤を変えていかないとどうにもならないとこに来ているのでは。

若者が喜んで働きたくなる世の中。

そうできれば、結果的にお年よりも楽が出来ちゃったりしないのか。

それには、やはり本来的には消費性向旺盛なはずの若者に配分が回った方が市場も活性化しやすいのではないか。